1964年製作公開。原作太田経子。脚色権藤利英(井手俊郎)。監督中村登。
スタイリッシュなクレジットタイトルに重ねられる街娼桑野みゆきの表情。本作も撮影は成島東一郎。監督とはウマが合うのだろう。瞬…
娼婦として夜の街に立つ女性と彼女のヒモであるヤクザ男性の腐れ縁とも言える別れ難き関係を、ネオンカラーによる鮮やかな色彩の映像で描いた、中村登監督のドラマ映画。原作は、太田経子が小説中央公論に書いた小…
>>続きを読むスチール写真に一目惚れして見に行った。
『青春残酷物語』や『日本脱出』を桑野みゆきの視点から見たような話。
何より成島東一郎のカメラが凄い。不意打ちで挿入される俯瞰ショットの残酷な眼差しは、のちの日…
●こんな桑野みゆき見たくなかった。
●初々しい工場勤務の頃と現在の残酷な対比。
●この笑顔されたら、平幹二朗の不思議な説得力。
●幸せな友人との残酷な再会。
●菅原文太のエピソードゼロ
(神保町シア…
男のために男に買われる女の悲劇。
桑野みゆきは凄い役者だと改めて思う。20代半ばで引退されているのが惜しい。
不能となってさらにタチが悪くなる平幹二朗。
お前に何がわかる?って感じの園井…
このレビューはネタバレを含みます
先に同じ中村登監督の「土砂降り」(1957)を観ているんだけど、両作品共に出演している桑野みゆきの変貌ぶりが凄まじい。
思えば、2作品とも女が男を殺めるという点で共通している。
「土砂降り」の岡田茉…
ロマンポルノ前夜。平幹二朗、もといヒモ幹二朗が不能になってのち、みゆきの下着を流し台で手洗いするその淋しい背中に思い切り出刃を突き立てる。みゆきの諦めと恍惚の表情に拍手。冗長で陰惨な映画。新宿駅東口…
>>続きを読む松竹株式会社