中村登なので文芸映画なのかと思えば、かなりハードな話だった。
このままロマンポルノにできそう…というか、ほとんど石井隆の”名美と村木”モノみたいだ。
十数人のヤクザに輪姦された後、ぼろぼろになって…
本日の巣ごもり鑑賞。
約60年前の堕ちていく女、ヤクザのヒモ、女を救い出そうとする真っ直ぐな若者、その狭間で揺れる女の葛藤。
よくある重い、昭和の夜の映画ではあるものの、ネオン管のオドロオドロしい、…
夜の繁華街を映す幻想的な映像と、桑野みゆきに充てられた上品なスタイリングの力で中和されてはいるが、内容は結構ヘビー。
「禁止法施行後、抜け道を探す売春」に目を付けたヤクザが、色や手管を餌に「女+ヒモ…
とにかくカラーが美しい。ネオンの用い方というかあの時代のレトロな風景の撮り方の巧さはエドワード・ヤンに匹敵すると思う。ただし、正直内容は微妙。60年代初頭の作品だとしても、あのような墜ちる女の描き方…
>>続きを読むあまり知られていない中村登監督の名作.だいすきで時折鑑賞している.
野口久光の題字(タイトル)がおしゃれ.
タイトルシークエンスからブルーの映像が素敵.和と洋が調和している懐かしい都会的な映像な…
かなり良かった。照明が主役。ネオンは無論、昼の逆光から最後のピンぼけの新宿駅前信号機まで素晴らしい。ショウウィンドウと工場に大量に並んだ蛍光灯がすごい好き。ずるずるべったりは(多分)超リアル。家でキ…
>>続きを読む桑野みゆきの独特なハスキーボイスが好き。この作品は特に、話が進むにつれ声のトーンがどんどん変わっていって、喋るたびにドキッとする。声色で演技する人。
色彩や光の入れ方も美しく、パン多めの静かなカメラ…
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