顛末が分かってんだから回想シーン長くないか?と思ったけどまさかお姫がほんとに男じゃなくなってしまうとは…。
極彩色のネオンから蛍光灯の工場に移るのキレイだったしあと賭場を拡げてる様子から手早く畳んで…
体を売る身分にまで堕ちていく女とそのヒモの男、東映の映画では飽きるほど見る設定だが、松竹でそれをやると切ない男女のドラマになることに気づいた。
例えば桑野みゆきの役なんてのは東映だと芹明香や池令子、…
ヒモの平幹二朗と娼婦の桑野みゆきの泥沼の関係が痛々しすぎて目が離せず精神的にどん底に突き落とされるという地獄のような名画だった。たまらん。クズのような男に惚れる女性の気持ちが少し分かってしまうほど平…
>>続きを読む以前、体調不良で途中退場した映画に再挑戦。
場所も同じ神保町シアター。
苦手な男と女の腐れ縁物語りだが、主演の桑野みゆきと平幹二朗が素晴らしく、その演技を引き出した中村登監督! 近年の再評価も頷け…
このレビューはネタバレを含みます
10代には少し厳しかったところが正直ありました。描写ではなく、ジェネレーションギャップというもの。男尊女卑な部分がまだまだ色濃く残っているこの時代の映画に触れて、むしろ今との違いを再認識させられた感…
>>続きを読む売春婦とヒモの話。インポになってからヒモとしての完成度がグッと高まる平幹二郎にはたしかに見捨てがたい愛嬌があって、「君はこんなことをするような子じゃない愛してるんだ一緒に逃げよう」とかしょうもないこ…
>>続きを読む1番の見所は、新宿駅まで娼婦の自分を愛してくれた男との集合場所に向かう長めの横移動の場面で、すっごく痺れた。内省しているナレーションもがんがん泣けてくる。オススメ!
「男は理性で女を愛し、女は本能…
松竹株式会社