やっと観れた!
殺人・死体遺棄事件を扱った映画ながらサスペンスとはならず、上映時間の2時間半のほとんどが登場人物同士の会話で占められている。会話の中からそれぞれの人物が抱える問題が浮かび上がってく…
素晴らしくどうでもいい映画。
タイトル通り昔々あるところで映画(普遍的なものを描いた映画)なので、いわゆる娯楽的な物語はありません。
昔々であろうが今であろうが未来であろうが何も変わらず存在する、ど…
前半の捜索場面は「解剖」という形で後半にずっしり利いてくる。
冒頭とラスト、ガラス一枚の隔たりは、解剖をする側と昔話にする側との、ドクターのいる(いた)世界を象徴しているかのようだった。
クラーク・…
小高い山々に太陽が沈み込もうとするとき、3台の車が遠方から現れる。この描写の静けさと美しさ。
ある殺人事件で死体を埋められた場所を捜索する警察、検事、被疑者などの面々。埋められた場所を特定するために…
殺人容疑者を連れて死体の捜索を始めた警察官たち。容疑者の曖昧な記憶に草原を転々と移動させられ、彼らは疲労と苛立ちを募らせていき…。
2011年カンヌグランプリながら、今までスルーされてました(…
死体を探す三台の車が平原を走るショットの美しさったらないね。ほれぼれした。
後は、基本的にむさ苦しい中で村長の末娘の綺麗さも際立つ。
個人的なつぼは検事の供述調書。
僕が眠たかったのもあって、…
夕暮れのアナトリアの平原に、3台の警察車両がやって来る。
彼らは殺人事件の遺体遺棄現場を探しに来たのだが、犯人の供述は曖昧で暗闇のなか平原を彷徨う事に。
皆次第にイライラが募り、ホンネが出てくる。
…