このレビューはネタバレを含みます
オチがこれなら、今までの話なんてすべてどうでもいいよ。
例えば墓の位置を隣り合わせて寄りそうに見せるとかいくらでも方法があったんじゃないか?
セリフがいやに少ないのとか死に顔を見せないとかチンケな…
淡々と丁寧に進んできた分、ラスト10分間がめちゃめちゃ沁みます。
同じ曲だけが節目節目で聞こえてくるので寂しさが一層引き立てられてました。
王様のブランチ効果なのか映画館は満員。
ご年配の方が多い…
孤独の内に亡くなった人の人生はどんなものだったのだろう?悲痛なニュースを見る度そう考える。
ジョン・メイはそんな人々に寄り添い、解けた糸を紡ぎ、最期の役割を担うのが仕事。
静かな砂時計のように丁寧な…
弔いとは死者、生者どちらの為のもの?
独り身としては身につまされる話だった。
主人公は孤独死した人の身寄りを探し、身辺整理し、葬儀を出す民生員。
苦労して身内を探しても殆どの人は葬儀にすら来ない。
…
試写鑑賞です。
どんなに人気があろうが孤独であろうが死んでしまえば存在全てが「無」になるわけで、だからどうやって送り出すかなんて生きてる側のエゴかもしれない。
だけど人知れず孤独にこの世を去った人間…
個人的にツボで好きなタイプの作品。地味なんだけど染みて考えさせる映画!
邦画では「おくりびと」を想像させるが、個人的にはそれ以上に鑑賞感に落としたものが凄まじかった。
そして、これは"孤独死"が昨今…
© Exponential (Still Life) Limited 2012