テアトル新宿にて鑑賞。
原恵一アニメはアニメに対する壁がなくて見やすい。
本作を観てて一番強く感じたのは、何より人と人の距離感がいい。
しみったれてないし、女々しくもないし、それでいてしみじみす…
葛飾北斎の代筆をしている娘のお栄が、独自の画風を持つ絵師、葛飾応為となるまでの青春ストーリー。
現存する応為の絵はまるで西洋画の様で、同時代の他の浮世絵とはかなり違う。
才能の塊の様な彼女は、恋や挫…
ここまで「描写」というもので目を釘付けにされるアニメもなかなかにない
最初に江戸時代の町並みとそこで生きていている人たちの手抜きのない高密度な描写が目を引き付ける
そして、お栄という主人公の人柄…
テアトル新宿で鑑賞。
原恵一監督のことは存命の日本の映画監督で3本の指に入るくらい尊敬しています。物語は毎度いたってシンプル。「とある家族の可能性」をいつもテーマに置いています。
何かの記事で、最も…
時代劇もアニメーションで見なければならないくらい邦画の時代劇製作本数は減っているのかと思いながらアニメーションならではの自由度で江戸末期の浮世絵文化と稀代の絵師北斎の家族を洒脱に描いている本作品を観…
>>続きを読む©2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会