江戸後期、この時代の習慣風俗などの描き方の評価は、人に任せますが、江戸でのお栄と北斎と取り巻く人のエピーソードを重ねて生き様を浮き上がらせる方法はとっても良い。
お栄の妹の見つめる視線と自分が同じく…
理由は全く分からないんだが、お栄と妹のお猶(なお)が両国橋の下を小舟でくぐるところからおわりまでずっと泣いてた。なんでかね。平日の昼間だったせいか客が自分一人だけで助かった。
追記。ちょっと時間経っ…
いくつかのエピソードが連なり、その各エピソードを通じて、江戸庶民の生活ぶり、その世界観、そして浮世絵絵師の心意気などが描かれた作品でした。
30分アニメの繋ぎ合せな的な感じなので、ひとつの映画作品…
テアトル新宿にて鑑賞。
原恵一アニメはアニメに対する壁がなくて見やすい。
本作を観てて一番強く感じたのは、何より人と人の距離感がいい。
しみったれてないし、女々しくもないし、それでいてしみじみす…
葛飾北斎の代筆をしている娘のお栄が、独自の画風を持つ絵師、葛飾応為となるまでの青春ストーリー。
現存する応為の絵はまるで西洋画の様で、同時代の他の浮世絵とはかなり違う。
才能の塊の様な彼女は、恋や挫…
ここまで「描写」というもので目を釘付けにされるアニメもなかなかにない
最初に江戸時代の町並みとそこで生きていている人たちの手抜きのない高密度な描写が目を引き付ける
そして、お栄という主人公の人柄…
テアトル新宿で鑑賞。
原恵一監督のことは存命の日本の映画監督で3本の指に入るくらい尊敬しています。物語は毎度いたってシンプル。「とある家族の可能性」をいつもテーマに置いています。
何かの記事で、最も…
©2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会