実在した浮世絵師を漫画化し、それをアニメーション映画として再興する。
現代の絵に関わる最高峰が、時代を超えて、絵師というものに焦点を当てるということが、いかにも作品への深みをより深いところへ持ってい…
想像していたより淡々とした作品でした。
短いエピソードをたくさんつなげていて、短編小説集のような味わい。
それぞれのエピソードは必ずしもキレイに完結するわけではないのを、
わかりにくいとみるか、余韻…
2015/05/17鑑賞。
どこか消化不良のまま終了。
原恵一監督だから期待しすぎた感は否めませんが。
お栄の恋もあっさりと幕を閉じ、お猶も説明不足のまま星になってしまう。
原監督の丁寧な日常…
ああ、これは好きだ。絵師親子を通して江戸の日常を描くだけなのに、観てるうちに自分もそこの住人になったような没入度。飄々として、時に不思議なものを見て、時にホロリとさせる。何気ないけどそこに在る人間模…
>>続きを読む原恵一監督最新作と知って観に行きました。
監督の作品は実写も含めほぼ観ているのですが、これも他の作品に劣らず素晴らしい作品でした。
話はオムニバス系で派手さは無いのですが、この全体に漂う空気というか…
北斎の絵は、動画のここぞ!というところを切り取ったような、"躍動感"が魅力だと思うんだけど、原恵一監督の最新作はそんな北斎の絵を動画にしたような作品だった。
お栄が走り出す時の足や龍のシーンはまさし…
映画館で。
杉浦日向子のあの絶妙な間が映像で出せるのか?と思っていたけど、まあそこはやっぱりあんまり…ですかね…。
お栄のみ最初ちょっと声に慣れない気がしたけど、後半平気でした。
ただ、お栄の器量…
©2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会