【第60回カンヌ映画祭 男優賞受賞】
『父、帰る』『ラブレス』等のロシアの巨匠アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の長編2作目。
ズビャギンツェフ監督はすごく好きなのだがなぜかこの作品だけ観ていなかっ…
2人の幼い子供がいる夫婦。冒頭、奥さんの「赤ちゃんができた。あなたの子じゃない」という告白から始まります。
基本的にはサスペンスやスリラーのように感じながら、人間関係の滑稽さを揶揄したコメディのよう…
『ラブレス』『父、帰る』のアンドレイ・ズビャギンツェフ監督作品
別の男の子供を妊娠したという妻の衝撃的な告白から明らかになる夫婦の深い溝を描く
いろんな意味で凄かった…
静寂とも言える落ち着いた…
83点
左腕に銃弾を受けた男マルク(兄)がアレックス(弟)の元へやって来る。
マルクは医者を拒むゆえ、弾を抜いてやるアレックス。マフィアかな?
翌朝。
仕事?も兼ね、アレックスはヴェラ(妻)、キ…
ゴダールのマリアを思い出す。ジグソーパズルの俯瞰ショットは良かった。あとは車が気になる。摘出(中にあるものを外に取り出す)という動作の反復(現在は3つ見つけた)があるため、ここに面白がりポイントがあ…
>>続きを読む最近見つけた監督の中で人生の監督に食い込みそうなズビャギンツェフの2作目。今作も"静寂"、"ダウナー"、"映像美"という3つの要素がほとんどで個人的に琴線にぐらつきをかけてくる。沈みゆくような暗い話…
>>続きを読む