古典のうちの古典、お岩さんの怖い話。
怪談というと、なんだか語り継ぐイメージがあって勝手に回想形式かと思ってたがそんなことはなく現在進行形の時代劇。よく考えたら歌舞伎も落語もストレートプレイだし当た…
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「四谷怪談」という単語は知っていても中身までは知らなかったので、「恨めしや」や「この恨み晴らさずにおくものか」といった台詞、回転する戸板などのお化け屋敷で見られるようなド直球の古典的ホラー要素がてん…
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何度も映像化されてきた江戸時代後期の歌舞伎作家・鶴屋南北の作品「東海道四谷怪談」。
1959年の作品にしてはかなりよくできている。カメラワークやアングルもめちゃくちゃ秀逸。例えば物語終盤、伊右衛門…
こんなにケレン味溢れる演出の作品だとは思わなかった。
ビビットな赤や緑のライト、そして連発する「戸板アトラクション」。
天知茂めあてで観たのだが、狂夢の世界で尾羽うち枯らしのたうち回る殺陣はなぜかか…
有名なお岩さんの怪談話。
お化け屋敷に入り込んだような没入感があり、あっという間に鑑賞。面白かった。言葉遣いもきれいだった。昔の日本ってこういう話し方していたんだよなぁ。
変わり果てたお岩さんと、…