ヴィム・ヴェンダース監督による意欲作、3Dで感情表現を新次元へ引き上げる試み。顔のパーツ各部や手指の動きが、立体的に細分化され視覚へ流れ込む感覚の鮮烈と妖艶。生涯拭えぬ心の傷が、物語の外縁で疼きだす…
>>続きを読むファーストカットから木漏れ日の粒子を目が受け止めているのを感じる。3Dによって陽射しの偽の立体感が心地いい。埃とか雪のパーティクルなんかも素晴らしく、それらをかき分けながらカメラが上昇し、蜘蛛の巣は…
>>続きを読む「人間万事塞翁が馬」をヴィム・ヴェンダースが映像化したらこうなる、ていう作品だと思った。人生で起きる事件はその時点では計り知れない、ていう事を群像劇として描き出してる。そのテーマを不穏さと可能性の両…
>>続きを読むなんという、不幸のどん底への突き落とし方。
それから数年毎に、彼らがどうやって立ち直ったかまでのストーリーは、静かに重く、傷つけ合い、責め合い、深い意味を感じ、唸らせる。
成長したクリストファーが…
自分勝手だった男が時を経てしっぺ返しを食らうというシチュエーションは自分の中でのヴィム・ベンダースの原点。
そのシチュエーションから和解と共感へと流れていく展開がなんとなく心地よく感じるところに歳を…
鑑賞記録
久々にいわゆるヴェンダースっぽい作品をみた。どんよりした空気感がすごく好き。ヴェンダースの描く'男のロマン'?(今だと古臭く感じる)みたいなのってややもするとナルシスティックに見える…
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