各人物の二面性、その「建前」が剥がれていく先にあるシニカルさや本音のぶつかり合いが、「結婚式」という形式じみた場で明らかになる様は、非常に滑稽でむず痒さを感じさせる
「これからもごめんね」という台詞…
永子は誠一には言えない「秘密」を最初は手紙で残そうとしていた。彼女の"本当の"「秘密」はひさしに電話では言えず、エリナがいる3人の場でしか言えなかった。つまり、彼女は何かしらの媒介を介してでしか「秘…
>>続きを読む映画の視聴者である私は「その後どう考えてもヤバイことになるだろうけど、もう私は知らんぞ!!」と暗転と同時に物語から目を背けることが出来るけど、映画の登場人物にとっては全然NOT THE END。面白…
>>続きを読むNOT THE END
「誓う」前のためらい。
裏切りを以て、自分の愛情を確信した女性の葛藤その周りの揺らぎが紡がれる58分。
背徳心を抱く結婚相手に目一杯の愛情を返そうとする新郎。そしてもう一人…
永遠の愛を誓いますか?
ここまではまあ分かる。でも、「病める時も健やかなる時も」や「富める時も貧しい時も」だの条件が付いてくるもんだから一筋縄ではいかない…。
そんな結婚式誓い間際の物語。
何の躊躇…