結婚式当日にある秘密を抱えた新婦が主人公の短編喜劇
秘密と正直という今の濱口竜介につながるポイントは感じられる
結婚式というある程度役割が与えられている儀式も演劇的構造が強調される
会話劇に関しては…
このレビューはネタバレを含みます
なんだ〜、この変な映画。コレはコメディなのか?ちょっと学芸会ぽさもあるけど、思わぬ方向に会話が流れていくのには見入ってしまう。登場人物みんなの気持ちがよくわからない。共感性ゼロ。
本作でも、乗り物…
監督がいかに女性・男性を隔てずに尊重しているかがわかる。
いまだ、世の中の女性は”淑女である”ことがよしとされており、彼女の今まであった経験や心の動きなどはないもののようにされてしまう。
彼女と結婚…
各人物の二面性、その「建前」が剥がれていく先にあるシニカルさや本音のぶつかり合いが、「結婚式」という形式じみた場で明らかになる様は、非常に滑稽でむず痒さを感じさせる
「これからもごめんね」という台詞…
永子は誠一には言えない「秘密」を最初は手紙で残そうとしていた。彼女の"本当の"「秘密」はひさしに電話では言えず、エリナがいる3人の場でしか言えなかった。つまり、彼女は何かしらの媒介を介してでしか「秘…
>>続きを読む映画の視聴者である私は「その後どう考えてもヤバイことになるだろうけど、もう私は知らんぞ!!」と暗転と同時に物語から目を背けることが出来るけど、映画の登場人物にとっては全然NOT THE END。面白…
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