死にゆく男と崩壊した家族3世代の最期の一家団欒。
杉村春子と樹木希林のカップリングが観られる僥倖。よろよろの笠智衆と杉浦直樹の父子の逃避行あたりから堪らなくなってくる。
男、女、親、子…人間の見…
山田太一×笠智衆三部作の3作目。
長野県の蓼科で悠々自適な暮らしをする老人。
息子(杉浦直樹)の死期が迫っていると聞いて、東京へ行く。
息子は妻(倍賞美津子)との関係が微妙で、妻は病床に伏す夫のこ…
定期的に三部作見ないといけない。キャスティングが完璧な上に、この親子が演技してるのわかってるんだけど演技じゃない気になる、杉浦さんほんとに病人なんだもんずっと…!杉村先生の艶と笠智衆の空、そして兵器…
>>続きを読む冬構えは突き刺さる感じだったけど、今作はじんわり沁みる感じ。
日本の秋とか、家族とか、晩年とか。
一家団欒のシーンどんな気持ちで見たらいいんだって。
でも三部作観て良かった。
うっとおしいほど樹木希…
杉浦直樹の悲壮感の演技もなかなかだが
やはり、近代化したマンションや車に乗っている杉村春子
昔の映画で見ていたまんまの声と所作でそこにいる杉村春子や笠智衆を見ていると
思ったより時は経っていないとも…
余命わずかの息子をめぐる家族モノ。
ただただ綺麗にしすぎない様々な一面から撮られた大人な映画でした。
蓼科の澄んだ空気感まで伝わる美しい風景と日曜の朝を思わせる音楽が映画全体を良い雰囲気にしてくれ…
★田舎に住んでた笠智衆の元へ、息子の嫁が訪ねてくる。息子は末期ガンで、余命幾ばくもないらしい。息子を見舞いに行くと、昔、男を作って別れた妻も来ていた。
#『ながらえば』に続き、笠智衆最高シリーズ
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このレビューはネタバレを含みます
『冬構え』に続き、山田太一三部作。これもまた味わい深し。
余命いくばくもない50代の息子を囲み、バラバラになった家族が集う。息子役の杉浦直樹が父親と離婚してずいぶん経つ母親の杉村春子に自分の病気の…
山荘に住む老人が、死と対峙する息子と病院を抜け出して、再び家族と過ごす話。
涙が止まらなくなる素晴らしい作品でした。
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「ながらえば」「冬構え」「今朝の秋」
3部作とも本当に傑作で…