人々の和やかかつ安らかな、まるで日曜日のような映像を観ているかと思いきや、どこか不穏。キスシーンは女の子から嫌がる素振りを感じたから、自分はただの純粋な恋愛映画だとは思えない。白黒がいい方向に効いて…
>>続きを読む美しい自然の描写、柔らかな諧調表現、云々ということよりも、この短い尺(40分)のなかで、まるでチェーホフの短編のように凝縮されながらも、伸びやかで、静かに毒を含んだ群像描写に感心した。
そっとざわ…
ジャン・ルノアール監督作品。
パリから田舎へ家族と婚約者と共にピクニックに来た女性。美しい絵画のような風景の中、現地に住んでいる若者が女性を口説こうと試みる。成功するように見えたが…
川に雨が激…
画面外にはみ出たフレームガン無視のショットが映画に広がりを持たせていた
問題のシーンは時代的に、愛しているが階級違いで結ばれないよくある話だと考えるのが自然だけど、お互いに愛を感じる内容がなさすぎ…
画面外の演出についての授業で見た。
画面の奥行、フレーム内のフレーム、画面のイン・アウト、これらポイントについてはとても良い作品だった。
けれど、この映画は「二人は愛し合っていた」という内容として…
断片であるが故、ややルノワールらしさが不十分なのは甘受しつつも、水を撮らせたら流石のもので、映像的な見どころは申し分ないか。
光を捉えるショット、永遠に残るであろうブランコのシーンなどカメラワークは…
このレビューはネタバレを含みます
うーん、時代背景とかもあるけど、現代の感覚からみたら母娘の行動は無防備すぎてあり得ないし、(いや、犯罪に巻き込まれても文句言えないよ)、婚約者(映画終盤ではちゃんと結婚してる)がポンコツすぎるので愛…
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