夏のファルハディまつり第3弾。
これまた重々なテーマ。
初期作ですがファルハディ節が効きまくった人物背景とストーリー展開。
この極限状態で究極の選択を迫られるヒリヒリした気持ちは他では味わえん。
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記録用
ハスガー・ファルハディ監督作品。
長編2作目。
監督作品が7月中に配信が終了するので急いで視聴。
「美しい都市」という題名が完全に皮肉であることは明白である。
死刑制度やその根底にある宗…
このレビューはネタバレを含みます
死刑制度を取り扱ったファルハディの初期作品。18歳の誕生日を迎えた事で、死刑執行が迫る獄中で知り合った親友を助けるため奔走する話。 共に恩赦を求める親友の姉と、被害者遺族の元を往来する中で浮かび上が…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
どひゃー。エンドロール始まって「どひゃー」が出た。どひゃー。アスガー・ファルハディ、長編二作目にして、もう開花寸前。親友の死刑を撤回してもらうために奔走する青年と、その死刑囚の姉。絶対に死刑を撤回し…
>>続きを読むこの監督は初期の方は割りと重くない。もちろん死刑を扱う映画なため、重い話ではあるし考えさせられるメッセージも入っているのだが、第三者の視点で描いているため胸糞悪さが和らいでいて「英雄の証明」よりダメ…
>>続きを読む少年刑務所内を含むイラン市街のひなびた風景を、軽快な編集で切り取るオールロケの画面がエキゾティック。
人情が活発に蠢く展開から、50年代の邦画を観ているような感覚も覚えた。
イスラム社会の人生そのも…
10年ぶりに再見しました。初回はフィルムセンター。たしか適応障害をこじらせて休職してる時だかに暗〜い気持ちで見た記憶があります。人間、鬱々としている時にはハッピーエンドの話なんかじゃなくこういう何も…
>>続きを読む"報復" と "許し"、宗教上に相反する教えがあり、人の感情はなかなかうまく折り合わない。故に神の言葉に寄り添おうとするも、その矛盾する心情が障壁となる。神はこの不条理を黙認していいのか。このテーマ…
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