世界で初めて性転換手術を受けたリリーの生涯を描いた映画、と聞いていたので差別や偏見に苦しみながら前向きに生きていくストーリーなのかと思っていましたが、全然違いました(笑)
「本当の自分は?」と苦…
90年前、世界で初めて性転換手術を受けた実在の男性の話。生まれてくる時代が早すぎたのだろう。描かれていない苦悩がもっといっぱいあったはずだ。そしてリリーに「夫」を奪われたゲルダの想いはいかばかりかと…
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全体の空気が青く澄んでいて、ミルク色の人々が美しかったです。この映画には悪い人が出てこないから、夫婦二人の気持ちをじっくり反芻することができたと思う…
以下自分勝手な感想。
美しいリリーが、ゲル…
夫婦は、見つめる方向が違った時から、夫婦じゃなくて同志としてしか共存できない。その過程にとことん妻が付き合えたのも、1つの愛の形。
90年前だからLGBTの概念をまともに聞いてくれる人すら見つから…
美しすぎるくらいの風景と哀愁ただよう音楽がとても切なくて、泣いちゃいました。
Eddie Redmayne が途中から女の子にしか見えなくなって、愛おしくなりました。すべてをさらけだしてます。エディ…
リリーが夫であるアイナーを消し去っていくのに、リリーを支えずにはいられないゲルダの想いが痛いくらい伝わってきて切なかった。
アリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞を獲得したのも納得。助演というかもは…
この完成度の高さで何故この評価の低さ?
前半は見る見られるの眼差し理論の中で、視覚の緊張と快楽がリリーへと変貌を遂げる高揚感と周囲の人々をリリーの世界に巻きこんでいく官能性を映し出す。散々観客に視覚…
今でこそLGBTが認識されてきたけど、トランスジェンダーというものが知られていなかった時代にそういったものを抱えて、なおかつ性別適合手術を受けたっていうのはすごく大変な事だっただろう
アイナーとリ…
2016.3.28
突如本来の自分に目覚めた時。
人間はその自分自身をさらけ出して生きるのか?隠し生き続けるのか?
本当に深い映画だった。
文字にできないくらい素晴らしい映画だった。
素晴らしいと…
リリーのすべて。世界で初めて性別適合手術を受けた男性と、生涯支え続けた奥様の物語。登場人物が究極に綺麗すぎて、風景も綺麗過ぎて、お伽話のようだった。エディ・レットメインの演技力に脱帽。完全なる実話で…
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