第一次世界大戦中のイタリア前線。戦争がいかに何も生み出さない不毛な行為であるかが、雄大な自然とは裏腹に、塹壕の凄まじい閉塞感と兵士たちの絶望のうちに描かれる。
しかしテーマにかかわることがいささか…
「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ作品。あの作品は、小作農として慎ましく暮らす家族の厳しい現実を描いた傑作でした。
この作品は、オルミ監督が父親から聞いた第一次世界大戦時の話らしいです。第一世界大戦…
彩度とコントラストを落としまくり、極寒の塹壕での兵士たちの限界のやり取りが続く76分。この尺以上あったらかなりしんどかったかも。
ラストシーンこそ白い雪と常緑樹の緑がよみがえるが、カラマツが黄金色に…