十代の、大人へと徐々に成長していく、という人間界での成長と生まれ持って獣になってしまうという過酷な運命を巧みにリンクさせた良作。典型的なムラ社会のことなかれ主義。異質を常に排除しようと働く心理。田舎…
>>続きを読む北欧の静かで仄暗く、それでいて冷たくて美しい舞台が少しずつ化け物へと変化していく主人公にマッチしていてとても良かった。どれだけ醜くなろうともなお好きでい続ける恋人の純愛さには自分も見習うべきところが…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
静かな港町、薄暗い感じ、ストーリーは切羽詰まったものなのに淡々と描かれていく感じがとても好みだった。小規模な町、人々の陰鬱な感じも良い。
あと思った以上にラブストーリー要素も強いかも。
これ好きな人…
まだ夢を見るんだろう?
父と二人で母さんの介護暮らしなマリーちゃん。この度、お魚の加工工場で働くことにしたようだが、しけた田舎の町らしいその新人イビリはキツい。狭い町のせいか、みんな母の状態を…
いく度となく映し出される
荒涼とした北欧の風景…
美しくもあり、寂しげでもあり
彼女のこころの中を描いているよう。
その日に触れ合う人間は
全て知り合いという閉塞感
誰一人として彼女に寄り添う人は…
思わぬ拾い物。
100円玉だと思ったら時代物の銀貨だったみたいな。
レビューを読むとあまり評判は良くないのです期待せずに観ていたせいか相当な傑作とも思えた。
ノルウェーだかフィンランドの映画かと…
めちゃめちゃいい。静かなテンポが主人公の心を映すようだ。
母の病気、自身の健康診断、何がおきているのかわからない彼女はある日、母が人狼だということを知る。ということは、必ずその血を受け継いでいる………
「人間は獣を柵で囲う。しかし柵で囲われているのはどちらか考えたことはあるか」
↓あらすじ
海辺の町に住む夫婦と娘。母親は謎の病気のために体を動かせず車椅子生活。独りで生活が送れない。娘のマリーは近…
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