ゾンダーコマンドについては以前「灰の記憶」を観たことがあったので知っていました。
また「サウルの息子」と「灰の記憶」では設定や描写に類似点が多いので、見えにくいところで何が行われているかも理解しやす…
地獄という言葉でしか形容できないような状況。自らもいずれ殺される事がわかっていながら、ただ命が奪われるまでの間、同胞を葬る事を強要される。しかも無慈悲に無尽蔵に。すでにそこにいる人間は正常な思考や倫…
>>続きを読むまずは・・・史実云々は下の方に記載しようと思いますので、素人なりの映画の感想など・・・。
出だしのシーンがピンボケで「あれ?放送規制とかかなぁ^^;」と思わせますが、やがてそのピンボケは主人公サウ…
このジャンルの作品は、☆で評価すべき作品ではないのかもしれない。
ただ、ラストシーンの少年を見てサウルが微笑むシーンの演出は素晴らしい。
去りゆく者が未来を託せると確認できた安堵感が見事に表現されて…
正直もう見たくない。
でも最後彼がなぜ微笑んだかわかるまで見たいとも思う。
その場で傍観しているような感覚を覚えて、次第にこちらまで残酷な作業に慣れていく。
この大きなテーマの中で、なぜ、死んだ目を…
本作の大きな特徴は二つ。一つは、冒頭のピントのずれた背景からルーリグ・ゲーザ演じる主人公のサウルに焦点が合って以降、長回しで彼を画面に大きく据えるカットが多いこと。もう一つは音楽が一切ないこと。 …
>>続きを読む途中まで自分は物語を理解できていると思っていたのが、最後の最後で突き放されて、突然自分自身があの森の中へ迷い込んだような気持ちになってしまった。完全に自分の予想を超えていた。
自分の予想では「ナチス…
同胞をガス室に移送する仕事を課せられたユダヤ人(ゾンダーコマンド)のサウルは、ある時ガス室で殺された自身の息子を発見してしまう。そして彼は、本来ならばぞんざいに葬られるはずの息子を正しく埋葬させるこ…
>>続きを読む久々に映画観た。
久々に良い映画観た。
あまり好きではないけどね。
ああいう場所で自分を保つためには今まで信じてきたものを信じ続けるしかないんやろうな。
でもそのおかげでいろんな人が犠牲になった…
変わった撮り方してる映画。画面サイズが昔のテレビみたいに横幅がやたら短い。上映開始時にスクリーンの幕が狭まったので操作ミスかと思った。
終始手持ちカメラで人物を追いかけ回すような切迫した映像で、主…
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