早くも今年のベスト級。ほぼ1:1の狭い画角(スタンダードサイズ)で、サウルかサウルの視点にしかピントが合わない。かなりな主観映像。そこから映し出されるホロコーストの光景が恐ろしいというか凄まじすぎて…
>>続きを読むこの不条理の世界をサウルのみに焦点を当てることであまりの痛々しさや感情を押さえる効果を出している。サウルはサウルで自分の息子を正しく埋葬したいといういっしんである意味現実から救われているのかもしれな…
>>続きを読む地獄。
そこで生きてる人全てが恐怖に突き動かされて働き、死ぬ運命の人は恐怖で泣き叫ぶだけ。
ゾンダーコマンドの仕事、人間がやることじゃない
カメラワークのおかけで
臨場感と眼の疲労感(と心の疲労…
このレビューはネタバレを含みます
フォーカスは、情報を作り手が操作するもの。同時に、日常生活において誰もが、「見る」ことのフォーカスを無意識の内に操作している。
何かを見ていれば、何かが見えないのは至極当然。
つまり自分の生きたい…
最高に楽しみにしていた一本。
ストーリーは単純。もはや、これはストーリーなのか?と思わせるほど。
しかしそのなかにそのなかにある人の想いが深い……とにかく深かった……
まず始まってから衝撃的すぎ…
あぁ、サウルはひょっこり顔を出したあの少年で最後救われたのかな。何が正解かわからないし、感想も正直言いづらい。
救われてるわけもないだろうし、「息子」への執着とも捉えられる行動、普段気にしてなかった…
あれだけのセットとエキストラでの演出がありながら画面の7割を占めるのはサウルの姿。ピントもほとんどがサウルに当てている。
その隙間から見える彼の周りの出来事や情景は、その狭い範囲だからこそ鮮明に目に…
今日はカンヌ国際映画祭グランプリ、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞ノミネートの「サウルの息子」を見てきました。
カメラワークがたいへん特徴的な作品だ。常に主人公サウ…
ホロコーストを題材とした映画の中でも、NO.1と言っていいぐらいのリアリティ。スゴイ!
ただ、以下は私の個人的な趣味であるが、撮影方法が好きじゃない!
あれだけのセットと、役者とエキストラを使いなが…
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