「ゾンダーコマンド」と呼ばれる ユダヤ人収容所の死体処理班たち。
このような視点から描いた作品を観たのは初めてだった。
あまりにも凄惨で過酷なその労働環境、
そしてユダヤ人である彼ら自身も、殺戮の事…
やばかった
ホロコーストの悲惨な現場の悲しい話を目にするんだ、という人道的信条で見ると、監督にぶん殴られ、あらゆるポイントを見逃すことになる。最悪、マゾヒスティックな自己満足だけを抱えて帰ることに…
言葉ではなく映像が語っている映画。
だから良いとかいうよりもなにかを目撃したっていう表現しかできない。
間違いなく今までになかった新しい作品であることは確か。
サウルの息子。このタイトルの意味を見終…
背景をぼかしているからこそ、その部分の残虐さがわかるというのもある。何の仕事を彼らがしているかの説明は一切ないが、収容所では何が行われていたかは広く知られているので、そこはいちいち言われなくてもわか…
>>続きを読む斬新なカメラワーク、
残酷なリアリティー、
残念な結末。
キャスト、スタッフにどう説明したら
このカメラワークへの賛同が得られたのだろう?
オレ、ワタシじゃなくて良いじゃん!
ってならなかったのか…
27日。国際ホロコースト記念日に観賞。
なんか~感動したーーい!くらいの軽い気持ちで観たら突き落とされること半端ないと思う。
地獄の中で働かされている人達を観客自身が味わう作品。そこに感動なんて…
「祈り」って、日本人には共感しにくいなと思った。
日本人は無信教の人が多いし、祈るのも初詣のときくらい。
祈りって何かを叶えるために神にお願いすること、そう思ってた。
ビルケナウ収容所ではユダヤ人…
主人公ドアップ&周りピンボケの描写が続いて、なんだか酔ってしまった。
もっとも、アウシュビッツとゾンダーコマンドとかまだ100年も経ていない過去に人類が犯した過ちを確認することは出来たので観てよか…
二回鑑賞したのですが衝撃や強烈という一言で片付けられるような映画ではありませんでした。被写体(サウル)以外の周囲をぼかすことによってサウル自身の心情や行動一つ一つが意味あるものとしてはっきりと、でも…
>>続きを読むゾンダーコマンド(ナチス・ドイツが選抜した、収容所で同胞のユダヤ人の死体処理に従事する特殊部隊)として、劣悪な環境で生きる希望のない中、殺された息子を埋葬することを糧に生きる。
宗教的な理由から、火…
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