ユダヤ人によるユダヤ人抹殺のシステムに組み込まれた男。冒頭のガス室送りのシーンはトラウマになるレベル。かなりしんどかった。あれは息子ではないんじゃないかな。
ホロコーストの真実に迫る衝撃的な作品だ…
ネメシュ・ラースロー監督作。カンヌ映画祭グランプリ作品。ハンガリー映画。
公開初日に鑑賞。強いボケ味や正方形に近い画角、主役をひたすら長回しで取り続ける演出は最近よく見がちだけど、ぼやけてる背景を…
サウルの息子…
アウシュビッツの中のお話。
最初から最後まで観てる間中ずっとドンヨリ気分になれます。
この戦争下のドイツの話はね、もう本当にね、実際にそこにいた人達のことを考えるとね、息もできなくな…
前置きや説明がないので戸惑ったが、それがかえって、何もわからないまま突然アウシュビッツに放り込まれた、彼らの気分にさせられる。息子のことは具体的に語られないが、自分の手で葬ってやりたい気持ちは痛いほ…
>>続きを読むあまりにも辛い映画です。が、それだけではないというか、それだけではなくて、より辛い。
サクッとまとめると、アウシュヴィッツにおいて人々を死に至らしめる役割を、同じくユダヤ人収容者たる人間にやらせて…
第68回カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞作品。
ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞。
サウルは、ナチスが選抜した、ユダヤ人の死体の処理に従事する特殊部隊「ゾンダーコマンド」で働くユダヤ人。ある時…
すげえ!「観客を強制収容所に放り込む」という作品で、没入感は『バードマン』にも似ている。ゲームの『バイオハザード4』みたいにカメラが主人公の後方に回り込んむのも効果的。リアルな地獄を体験できる極上の…
>>続きを読む© 2015 Laokoon Filmgroup