【第65回ベルリン映画祭 金熊賞】
軟禁状態にあったイランの名匠ジャファル・パナヒ作品。監督自身がタクシー運転手に扮し、人生の悲喜こもごもを切り取っていく。
素晴らしい!これだよ今金熊賞受賞作品と…
このレビューはネタバレを含みます
小堺一機さんの「ごきげんよう」方式ですね。
次々とあいのりしてくる客同士のマッチングによって生まれる会話や、特に生まれずただただ微妙な空気が流れるとか、ドキュメンタリーとフィクションの間ぐらいのさ…
ファルハディやキアロスタミらを「イラン映画」と一括りにして
眺めるのはとても危険なことで、
メッセージとして伝えたいことの重みやドラマ性のちがい方なぞは、
黒澤明と黒沢清をまとめて日本映画やゆうてる…
2023年7月9日
映画 #人生タクシー (2015年)鑑賞
政府から活動を禁じられたイランの #ジャファル・パナヒ 監督が、タクシーのダッシュボードにカメラを置き、自ら運転し、乗ってきた乗客たち…
◎ 偶然性と作為性のはざまで
ジョン・ケージの音楽を聴いているかの如く、監督の手の平の上で搭乗者が踊っている、時たま手に負えなくなるけど、.
冗談混じりであけすけに語る小学生の姪っ子の存在や窮地…
(C)2015 Jafar Panahi Productions