この世界の片隅にに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 1232ページ目

当時の市井の民の暮らしをほんわかした雰囲気で丁寧に描いているだけで、戦争というものが持つ酷さが浮き彫りにされており。下手なメッセージが込められていないのが良い。

対空砲の弾の破片が落ちてくる描写や…

心配していた主役のすずさんを演じた
のん(能年玲奈)が素晴らしい。
本当に原作のイメージ通り。
あのゆるさを出せるのは
この世界に彼女だけだと思う、
素晴らしい配役でしたな。

残念なのが…原作から…

戦局を描くマクロな戦争映画の対極にある、戦争という時代を生きたある人物を描いたミクロな戦争映画。
この作品はその極北にあるわけだが、これほど心揺さぶられる物語もそうもない。

冒頭、描かれるかつての…

戦争をテーマにした作品だけど説教臭さを感じさせない力強い作品。
戦争をしてたって人は人。
腹は空く、眠くなる、人恋しくなる。そんなとき側に家族がいる。笑いあえる。食べるものがある。そういうことに幸せ…

原作がもともと大好き。
あの雰囲気がとても上手く表現できていたと思う。続いている日常と、壊れていくものと。

晴美さんのシーンのところ、アニメならではだと感じた。

リンさん絡みの話が好きなので、あ…

素晴らしい映画だった。

戦時色が次第に濃くなる昭和初期から終戦直後の呉を舞台に、一人の女性とその家族の半生を描く。

日々慣れていく防空警報。防空壕に入るための手順。焼夷弾の形。原爆投下の瞬間。
…

今年は君の名は。と聲の形とアニメ映画が話題になった中、1番のダークホースはこれ。

第二次大戦前後の広島県、呉市を舞台に一人の女性の半生を描く。
主人公、浦野すずの天然さと絵のタッチでコミカルながら…

戦争という大きな渦の中、抗い生きていく女性の強さ儚さ、
もどかしさ、滑稽さ、悲しみ、
喜び。何かと繋ぐ事さえ許して
くれなかった戦争の愚かさ。

戦争の愚かさを訴える映画は多いけど、愚かな事を当たり…

生活は思い通りにいかない。それでも、美味しいものを食べたいなぁとか、食費抑えたいわぁとか、好きな絵が描きたいとか、この人が好きだとか、戦時中であろうと思うことは今と変わらず同じだということを何故今の…

• #filmarks2016