戦争のあった時代を生きていた人にも今の時代を生きている人と同じように「日常」があった。
これは戦争映画ではなくて日常系アニメだと聞いていたので、前半はほのぼの展開、後半は緊迫感が張りつめた展開に…
公開時に劇場鑑賞後、何度も見ているが、
原爆投下の日に、改めて見た。
当たり前の平和な日常。
これは誰にでも平等に与えられて、特別なものではない。
それが戦争により、日常が奪われて、食料難や物資難…
すずさんのようにのんびりと生きている少女の目線から、戦争当時を描くのは画期的だし、こうした慎ましい少女が生きた姿と、そこに戦争がどんな悲劇をもたらしたのか。しかしそれでも生きていく力が人間にはあるよ…
>>続きを読む見終わった後は言葉が出ずに呆然とする。短絡的な感情で終わるのではなくて、こういうものがきっと素晴らしい映画なんだと思う。
ただ、作中も終わりも何とも言葉にならない表現が難しい気持ちになって、正直自…
戦中の時代を懸命に生きた市井の人の生活を描くことで、悲惨な重苦しさは和らぎすずさんを筆頭にユーモアがあって面白く、当時の普通の人の心情に寄り添う作品になっていた反面、普通に暮らす人々の日常を徐々に蝕…
>>続きを読む・初上映以来、8年ぶりに鑑賞。
・はじめて見た時よりも、今回は径子さんについての描写で心を動かされたな。特に玉音放送のくだりは悲しくてやりきれない。
・楠公飯、どんな味なんだろ。
・スイカ作るの禁止…
終戦80年の節目にリバイバルとして友人と観に行った。観終わってからどっと力が抜けてほとんど友人と喋れず映画館の前で別れた。何も言葉が出てこなかった。
劇中、すずさんと晴美が出先で空襲に遭い、現地の…
終戦から80年。劇場で再上映するとのことで、作品を知ってはいたけど実はまだ観たことがなかったので行ってきた。
すずさんの目に映る世界に何かが起きている演出が、惨く切なくもどこか美しく描かれていて胸を…
限られた暮らしの中から、工夫して幸せを見つけることができる豊かな心を持ったすずが美しくて、自分が恥ずかしかった
みんなが豊かな心を持てば、平和な世界になるんだろうななんて綺麗事を考える
80年、最近…
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