天文学と考古学、そしてアカデミアから離れた個人の私的な営みがアタカマ砂漠を舞台に重なり合うように記録され、チリの失われた歴史をなぞるように描写する。この映画自体も光をとらえ、骨を拾い集めることと同じ…
>>続きを読む2025年劇場鑑賞2本目
星に興味がないせいかチリが天体観測の聖地だとは全然チリませんでした…😝
天文学と考古学と遺骨捜査、繋がってないようで繋がってるってことやけど・・・
何となくこじつけっぽ…
天文学と遺骨捜索(と考古学)を抽象化したときに見える共通点を参照しながら、同じような行為にこれだけの違いが現れるのだということを描き出す。主な力点はクーデター政権による市民の虐殺だが、ところどころで…
>>続きを読むチリ、アタカマ砂漠。渇いた天候下最新の天文台が見透す宇宙の星々と、ピノチェト政権による強制収容所の残した近過去とが対峙する。この対峙の無音ぶりが良いので、遺族女性達が望遠鏡を覗く展開は蛇足感もあるけ…
>>続きを読む(c) Atacama Productions (Francia) Blinker Filmproducktion y WDR (Alemania), Cronomedia (Chile) 2010