感情が掻きむしられる。心地よいショットの連なりとは対照に手紙の文体や家庭の近況が厳しくなっていく。異国の娘を想う母の気持ちが痛切に伝わる。それでも決して、見放すことはできない。怒り交じりの手紙の次が…
>>続きを読むニューヨークの風景を映しながら、お母さんからの手紙をアケルマンがひたすら声に出して読む。ただそれだけで、正直ウトウトした瞬間もあったが、ただ「映され」「読まれる」だけなのに、観ている側はなにか思考の…
>>続きを読む移動する、あるいは運ばれる人・物に思いを馳せる映画。カメラは、強制的に、必然的に動くだけのように感じられる。車、電車、都市の交通網、歩道を行き交う人々、海を隔てて往来する手紙。ニューヨークの雑踏の後…
>>続きを読む私だったら嫌になってしまうけど、アケルマンは意外と母親のこと温かく思ってたりしたのかも。実家と距離をとって制作するアーティスト。地域性や生活から離れてカメラを回すという行為を撮影したクリティカルさは…
>>続きを読む『ジャンヌ・ディエルマン』同様に、退屈な筈なのに、ずっと観ちゃう。好き。ラストの長回しも、ずっと観ていたい。
アケルマンの視点は、徒歩から地下鉄、バスと続いて船に切り替わり、マンハッタン島の摩天楼…
1976年のニューヨークの街並みがロングテイクで捉えられた作品、そこに母からの手紙の朗読が被せられる。70年代のニューヨークというどう憧れても手に届かない、フィクションのような眺めが、母からのなんで…
>>続きを読むシャンタル・アケルマン監督
膨大な数であろう母からの手紙、
ニューヨークの人々、
言葉と街の音の間には距離があって、行き交うニューヨークの人々と彼女の間にも距離がある。アケルマンが撮るニューヨー…
およそホテル・モントレー。エレベーターが電車に、空が海になった。ドライブスルーも窓枠は映らないが街並み自体がフレームのようになり、ストリート毎に景色が変わっていく様子が良い。俺もカメラ持って旅行して…
>>続きを読む便りをください
私の大切な娘へ
(耳)手紙✕(目)街並み=大都会NYの街の荒涼とした風景を収めた定点からの長回しに、実家の母からの手紙を朗読する声をボイスオーバーで重ねることで、都会における孤独・…
Collections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman