確かすごく長い年月をかけて構想されたお話だと聞いた記憶がある。
身構えて観るとかなりズシンとくる。冒頭から始まる設定が悲しくて、あったかい部屋で飲み物片手に観るくらいじゃないとバランス取れなくてつら…
このレビューはネタバレを含みます
映像・音楽が綺麗で美しい映画。深津絵里演じる妻の「後片付けはお願いね。」がとても意味深、ラストシーンに繋がっている。最初は主人公はただのクズ男にしか見えなかったが、子供とのやりとりなどを経て少しずつ…
>>続きを読む一言でまとめると「これ以上ないくらい引き込まれた」。
竹原ピストルと本木雅弘のキャラクターのコントラストやそもそものキャスティング、池松壮亮やテレビ撮影のシーンに見られる世の中の汚い部分、主人公の心…
家族・夫婦・生死
もやもや。
とても苦しくて悔しくてやりきれないきもち。
登場人物のどの人の立場にたってもそう。
子供とのホームビデオ感のところは
案外好き。
今日もまたどこかで誰かが死んでいる…
取り返しのつかない自責の念に苛まれながら苦悩し続ける本木雅弘の色気が只者ではない
小説家の主人公しかり、登場人物の発する言葉が繊細で胸に刺さる
竹原ピストルのキャラクターも映画全体の神妙なムードを壊…
(C)2016「永い言い訳」製作委員会