「震災の時に、愛に包まれたエピソードしかテレビで報道されていなく、中には後味の悪い別れ方をしたケースもあったと思う」
(西川美和)
その通りだと思う。そんな、どこもかしこも愛に溢れた家族ばかりでは…
登場人物それぞれに感情移入できてしまうので少し複雑ながら、心に染みる作品だった。
主人公の妻に対する贖罪というか、ずっと言い訳をしているような感じがした。だからこの映画のタイトルはとても的確だ。
も…
人生とは、他者である。アイツみたいに堕落しないと気がつけないようなことを、映画を通じて学ばせていただいた。アイツはもちろん奥さんと向き合えてなかったし、仕事とも、不倫相手とも向き合えていなかった。怠…
>>続きを読む(C)2016「永い言い訳」製作委員会