デンマークとドイツの合作というところが意味のある映画だと感じる。
隠したい事実を公にしたこの映画は、それだけでも価値がある。
地雷とゲロと、憎悪と少年兵と、戦後の傷痕。
最低(最高)のタイミング…
「ママー、ママー」
痛くて、怖くて、辛くて。
泣きながら思わず母親を呼ぶ、地雷で重傷を負った未だ未だ幼い少年兵の姿は、同じ年頃の息子がいる私は観ていて本当に苦しかった。 終始張り裂けそうな、…
戦いたくなくても戦わざるを得ないのが戦争で、少年兵なんて戦争に巻き込まれた被害者でもあるんだろうけれど、敵国としては関係ない。
だけど敵同士だった者でもお互い接していれば国なんて関係なく親近感や情だ…
作品についての甲乙は正直つけられないと思う。
勝利を信じて来た初年兵たち。占領されて屈辱を受けた本国の兵たち。時代に翻弄された人たちであるし、互いを憎んでいたが信じようともしてた。
最後のシーンは本…
ヒトラーが残したものがどれだけ残酷だったかが分かる。ヒトラーによってひどいことをされたのにはドイツ兵も含まれ、自分の国のトップがしたことで何の罪も無い少年達が命を危ぶまれる仕事をさせられる。人が行っ…
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