マクナイーマの作品情報・感想・評価

「マクナイーマ」に投稿された感想・評価

riekon

riekonの感想・評価

3.0
ファンタジーだけどヘンテコな映画だよ。色んな事があり過ぎてマクナイーマが黒人だったこと忘れちゃうね(笑)
人や内臓が浮いてるプール(料理らしい)や自分の脚の肉を食べてる男とか気持ち悪い。
笑っちゃうところも多いね。
長く感じたからもうちょっと短くてもいいかなぁ。
漆原

漆原の感想・評価

3.3
ブラジルの山奥でオッさん扮する母親が中年の醜いオッさんを出産するシーンから始まる。煙草吸ったり水を浴びると何故か白人の青年になるという、らんま1/2みたいな青年が兄2人を連れて都会に繰り出す意味不明冒険カルト作品。

ブラジルらしい鮮やかな色彩で目がチカチカするも、心地よいカルト具合。音楽もブラジルっぽい?独特さで良い。
piroko

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4.0
“ピンクフラミンゴ”や“エル・トポ”を彷彿とさせるような超が付くカルト映画。
カラフルでシュール、奇想天外、且つエグさもちゃんとある。
作品のすべてが芸術的で、妙なハッピー気分に浸れました。
noriko

norikoの感想・評価

5.0
掴みどころがなくて、サイケデリックで、異様なるテンションで、つまりこれは観るドラッグです。
くだらなさは「ロッキー・ホラー・ショー」に通ずるものがあり、シュールさは「アタック・オブ・ザ・キラートマト」に通ずるものがあります。
つまり決して万人受けしないということ。

フランスでヌーヴェルヴァーグ運動が起きたとき、ブラジルでも同じ運動シネマ・ノーヴォが起きていました。
それまでのハリウッド映画至上主義に反し、ブラジルの土着文化を織り交ぜるというの独特な映画活動です。
テーマはもちろん、「手にはカメラを、頭にはアイディアを」。
そのシネマ・ノーヴォの正統なる後継者が、マクナイーマの監督ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデです。
つまりは、ブラジル版カラックス!?
えぇ確かに色彩美はありますが、生憎こちらはサイケデリック(笑)

映画が始まって1秒後に爆笑した映画なんて珍しいです。
どう考えても子供を産めない高齢女性の異様な出産シーンから始まります。
生まれた子供はどう見ても黒人のおっさん(笑)
それが「ばぶ~」的に泣いているのですから、本当にくだらないでしょう。
そのおっさんベイビーがまた可愛くない。救いようがないほど可愛くない。
あまりのぶさいくさに、生んだ母親が「マクナイーマ」と名付けます。
(「マ」で始まる名前は不吉みたい)

ただ残念なことに、白人至上主義が行き過ぎていると感じることもありました。
マクナイーマは黒人のおっさんとして生まれましたが、不思議な泉で白人になります。
兄もそれにならって泉の恩恵を受けようとするも、泉は枯れてしまいます。
そうするとマクナイーマは大威張りで、兄をほぼ奴隷扱いします。
そしてこの兄弟だけでなく、社会一般も白人至上主義が蔓延っているのです。
時代を考えたら仕方がないかもしれませんが、明らかなる差別は笑うことができませんでした。
それ以外は途方もなく阿呆な展開のオンパレード。
ゲリラの女と恋をしたり、食人趣味の成金に食べられそうになったり。
心行くまで苦笑いと大笑いの両方を堪能しました。

最後はバッドエンドなのでしょうが、マクナイーマにとっても私にとってもハッピーエンドです。
マクナイーマは子供のころから性格が悪くて、大人になってもまだ性格が悪いです。
これは、マクナイーマに天罰がくだらないと私のブーイングを買うぞと思っていましたが、さすが監督しっかり落としてくれます。
どういうバッドかは観てください(笑)
ただあまりにマクナイーマがだらしなく、怠け者で、阿呆で、独善的で、自分勝手で、屑で、観ているだけで殺意が沸くのです。
はじめて話した言葉が「面倒くさい」という時点で、筋金入りでしょ。
何度早く死ねと思ったことか。
どう考えてもあの終わり方で文句をいうひとはいないと思います(笑)

あぁ、「アイム・ソー・エキサイテッド」のような真面目君の不真面目映画には一向にのれませんが、こういう救いようのないほどのくだらない映画にはテンションが上がってしまうのです。
感想を書く手もとまらないほど(笑)

これは是非観てください。
全てに面倒くさい男がヒーロー扱いされるという、アンチ・ヒーロー映画です。
かなりのカルト臭を発散させながらの。
あぁ、こういう作品大好きです!!
haru

haruの感想・評価

3.5
マクナイーマの波瀾万丈な冒険。

なぜか黒人のオッサンの姿で生まれたマクナイーマ。不幸にな〜れ!と願いを込められ名付けられたマクナイーマは、魔法の水を浴びてイケメン白人に大変身。その後は大好きなお金と女に囲まれて、幸せに暮らします。
とにかく好き放題のマクナイーマと、彼に振り回される家族の話なんですが、いろいろ振り切ってておもしろかったです。ピュアなマクナイーマはどこまでも自己中心的で、転んでもタダでは起きない。さらにすべてが彼にとって良い方向へ向かうという恐るべき強運の持ち主。普通ならショックを受けるべきラストでさえも、マクナイーマにとっては全くそんなことはなく、母の願いもむなしく彼は相当幸せな人生を歩んだと思われます。
設定とか登場人物とかいろいろぶっ飛んでるのに、話がメチャクチャになることはなく、最後まで楽しめました。マクナイーマの白人バージョンがイケメンなのかは微妙なところですが、ブラジル産コメディはなかなかツボにハマりました。いつもマクナイーマにおいしいところを持ってかれるお兄ちゃんがおもしろかった。
水の街

水の街の感想・評価

3.4
コッテリし過ぎた御サイケでも美女がいるなら話は別か?色情に溺れたガールズと天真爛漫マクナイーマ。配色の妙がトロピカルフルーツ。金の匂いがフェイジョアーダ。三兄弟がドタバタとオルガンロックの忙しないヤツね。
Nishmarra

Nishmarraの感想・評価

3.6
母親役もおっさんで赤ちゃんもおっさん

タクシー代の代わりに教訓をひとつ教えるっての斬新。だいぶ普通のこと言ってた。
コント集。もう少し笑えたらなー。あとハンモックでSEXって出来るのか?@DVD
ババァ(白人のおっさんの女装)の絶叫のカットから始まり、その股間から黒人のおっさんが「オギャアオギャア」と泣きながらボタッと産まれる。
気が狂ってる映画の気が狂ったオープニングだ。
人種転換、カニバリズムの映画だが爆笑ポイント多し。
駐車場のエレベーターのシーンが白眉。
歪み切った登場人物達がいちいちユニークで楽しい。
ナニがナンだろうと面倒臭い事って多いんだからしょうがないよね。
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