ヒトラーがタイムスリップして現代にやってきた。
ヒトラーが題材で彼の半生や最後の瞬間を描く作品は多いが、まさかタイムスリップさせるとは(笑)
まあ、やってる事はサシャ・バロン・コーエンがやっている…
笑ったあとに怖くなる映画でした。
ヒトラーを笑ってるのかヒトラーと笑ってるのかわからなくなるところがあって内省させられました。
ラストはフィクションだと思って笑ってたのが現実で笑えない事態が起きてる…
健全な民主主義の前提がないとき、それは衆愚政になる。今の状況で民主主義をやることそれ自体果たして本当に「良い」ことなのか。という問い。
排他的な国民感情が支配的になった時、民主主義をやれば当然極右…
なんだこれは!!!
今レイトショーで見てきたんですけど、めちゃくちゃ面白かったです。
普通にもう一回見たい。
パロディも嘲笑できるようなネタも今までのどんなヒトラー映画より面白い。
今までのヒト…
自信満々な人が力強く、みんな感じてたけど言うことを憚られていたことを堂々と言ってくれたら…そりゃその言葉は響きますよね。
「そっくり芸人」ヒトラーの言葉にどんどん人々が引き込まれていく様子が面白くも…
最初は純粋に面白い設定とシュールなブラックジョークに笑っているのだけど…途中からヒトラー氏に好印象を抱いてうっかり共感しかけている自分に気付いて冷や汗が出る。観た時期が時期なだけに、最後はモヤモヤと…
>>続きを読む本当に面白い。ヒトラーネタの映画はシリアスかギャグの一辺倒しかなくてただの悪人ってイメージしか生みにくい。対してこの映画は一見コメディなんだけど時代背景や社会問題に目を当てつつシリアス風味な視聴者に…
>>続きを読むこれは、コメディ映画と見せかけたシリアス映画です。
大衆がヒトラーを選んだ。
その過去を今でも独は引きずっている。
コメディという仮面をかぶることでちょいちょい誤魔化してなんとか映画にしてたけど。…
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