丁寧に描かれる家族崩壊。
父親の「理想の家族像」という信念の押し付けが妻の人生を狂わせ、息子の心を病ませ、それぞれの人生が崩れていく。現実にあり得る崩壊の物語。
リアルで丁寧な描写が容易にこの家…
アメブロを更新しました。 『「葛城事件」さすが赤堀さんと言いたくなるほど、衝撃的で印象に残る内容でした。スゴイです。』
⇒https://twitter.com/yukigame/status/74…
人が生まれて最初に接する小社会が家庭。どんな家庭に生まれ育っていくか、それは選べない。一方でどんな家庭にするかは自分で選ぶ事が出来る。
家庭とは選べる人間と選べない人間が出会う場所。幸も不幸も生み…
凄く気持ち悪い映画
誰にも感情移入できず、むしろ嫌悪感しか抱かない。決定的な事が起きるわけでもなく、じわじわと「家族」が崩壊していく様は、本当に目を背けたくなる。しかし、他人事とも思えない現実味もあ…
三浦友和はクソみたいな汚い役も結構ハマるんですね。やなお父さんだったな。。お母さん役の南果歩、気持ち悪くてすごくよかった。
トークショー(監督、新井浩文、若葉竜也)楽しかったです。つくった側の人の…
このレビューはネタバレを含みます
新井浩文さん、若葉竜也さん、赤堀監督のトークショー付きで鑑賞できました。(わたくし新井浩文クラスタです!)
「この映画は200人いたら200人の解釈があっておかしくない」と監督が言っていた。まさに…
三浦友和が本作に出演して、好感度が下がることを懸念していたらしいですね。
若かりし頃の爽やか無害の好青年を演じていた頃の三浦友和を知る人には大丈夫、永遠の無害好青年だと思います。
最近のおじ様友和し…
マイホーム作って家族団欒なんて虚像なんだけど、その虚像にすがり続けた男の悲劇
三浦友和演じるあの親父は父性とか男の主権にとことんこだわる親父。古き良き日本家族を希求して、父としてのプライドだけが肥…
本当にこういう居心地の悪い家族がいるのが、本作の怖くて辛いところ。
本作の葛城家の末路までにはならなくとも、限りなく近い家族は多いのでは…。
【誰が悪いというわけではない】という答えのない絶望が観…
実際にあったいくつかの無差別連続殺傷事件をベースにしたフィクション。
その犯人が主人公ではなく、その家族と特に三浦友和扮する葛城清を中心に物語は進んで行く。
この葛城清って男が飛んだ曲者で、まる…
(C)2016「葛城事件」製作委員会