灼熱/灼熱の太陽の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『灼熱/灼熱の太陽』に投稿された感想・評価

Omizu
3.8

【第68回カンヌ映画祭 ある視点部門審査員賞】
クロアチアのダリボル・マタニッチ監督作品。カンヌ映画祭ある視点部門に出品され審査員賞を受賞した。

クロアチア紛争を皮切りに、3つの異なる時代を舞台に…

>>続きを読む
みぎ
-

クロアチア人とセルビア人の時代の異なる3組の男女を描く。しかも同じ俳優で。
事前情報を入れなかったので最初は混乱した。
民族を分つ紛争は同じ姿の男女でも、いつの時代でも二人を離してしまう…。運命を感…

>>続きを読む
jun
3.5
記録

同じ人間だろ!
土地の歴史、溝が深い。
愛をもってしても…。
3.7

同じ舞台同じ役者違う時代。隣り合う村なのに引き裂かれたり、憎み合ったり、許せなかったり、

役者は同じだから時代が違えばこういう2人だったのかも、という気持ちになる。時代や環境に握られているんだと。…

>>続きを読む
-

下の村で何が起きてるかわからないのか。
通してくれ。恋人がそっちにいるんだ。
同じ人間だろ。
トランペット
何が起こるか簡単にわかる。辛すぎる。
男性ほど固執してる。闘争に。

後半で顔の変わらぬ兄…

>>続きを読む
3.5

この映画はクロアチアの時代背景を理解した上で鑑賞すると戦争による遺恨が根深くて簡単に削ぐことが出来ないことが理解できる。
だからこそ同じ過ちをして欲しくない思いを込めて映画を制作したのだろう。

物…

>>続きを読む
すし
4.0
些細なことが引き金となって、超えられない溝になる。個人は国に翻弄されるが、個々の人生が大きな歴史を作っていくこともまたしかり。

1から7までの数字を使って多様な要素を内包していることを表現されていた旧ユーゴスラビア。かつてその中にいたクロアチアは1991年独立を果たす。
しかし、領土のなかにはセルビア人も暮らしている。もとも…

>>続きを読む
4.0
人はなぜ憎しみ合うのか、人はなぜ殺し合うのか。1991年、2001年、2011年の3つのストーリーのオムニバスなのに、同じ役者が演じていることで10年後、20年後の話かと思ってしまった。
清水
3.0
映像美の中に描かれる愛と憎しみ。なんて気持ちの良さそうな夏。3つの物語の中で違う人物に同じ役者を使う意図が読めなかった、予算の問題?

あなたにおすすめの記事