花婿、女優、そしてヒモに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『花婿、女優、そしてヒモ』に投稿された感想・評価

冒頭のいかにも映画的な車道のトラベリング撮影を切断する演劇的な舞台構造の導入。弁証法的な手法を取り入れつつも、カタルシスを誘うことは周到に避け、寧ろ構造そのものを露呈することで、フレームを通して世界…

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Yuhi
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序盤のトラヴェリングがかなり良い。ゴダール『ウィークエンド』はこの発展型として観れる。劇中劇が劇中劇外世界へ影響を与えるのは様々な映画がやってるが、何かが違う。ファスビンダー瞬殺。
4.0

流れる車窓の景色に、絶妙なタイミングで音楽が流れる。ストローブ=ユイレでこんなに気持ち良くて良いのか!?と戸惑うくらい快楽に満ちている。
後半の活劇ぶりも驚かされる。めっちゃ面白い。
演劇パートは一…

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3.0

気持ちよさそうにお喋りし始めたばっかのファスビンダーさんが瞬殺されるのが面白すぎました。本当ファスビンダーさんはああいう雑魚キャラが似合いますね。

前半に関しては、ちゃんとした劇を10分に圧縮した…

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m
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ファスビンダーはああいうキャラがめちゃくちゃ似合う。地味にキャストがすごい。
tntn
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『愛は死より冷たい』に似てる車窓だなと思ったら、フィルムの流用なのか。
話は、本当に訳がわからなかった。
アンチテアター期のファスビンダーと、ストローブ。
muscle
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ファスビンダーがペラペラ笑いながら一瞬で銃殺されたままヌルッとパンし、窓の向こうの葉を見つめて終わる。冒頭のヌーヴェルヴァーグっぽい夜の街。
3.5
冒頭の長い、単なる車窓の映像だけでも充分見られるのは何故なのだろう。
SKE
4.0
前半は書き割りの舞台の長回し。ホテルかアパートの廊下のショット以降からの屋外撮影のリズム。唐突に発砲した女が立ち尽くす窓際の外、葉っぱが揺れてるでかい木が見えるのが良いラストショット。

ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。

夜の通りを車窓から延々と映すシーンから始まる。たちんぼがいっぱい。
舞台のシーンは、人物の多さと展開の速さで内容を理解するのが大変。俳優とし…

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