断食芸人の作品情報・感想・評価

「断食芸人」に投稿された感想・評価

Beavis88

Beavis88の感想・評価

4.5
お、五感レンジャーのレッドだ
見る見る!
さて....

わはははは
バカらしいwww
必見とは言わないです
好みの分かれるとこなので
面白かった
邦画ファン必見の謎映画

とある寂れた商店街である男性が道端で座るようになった。その男性は断食を続けていて、ネットで拡散されたことをきっかけに男性は近隣の人々から有名になったが、国境を守る医師団によってストップがかかったので断食は中断された。
その後男性は商店街の別の場所で白装束風の衣装を身に纏ってあぐらをかくと、断食を行った。男性のまわりには美大生の女性、かつて自殺願望のあった青年、年老いた僧と若い僧を固唾と見守ったのであった。やがて、男性は世界見世物協会という団体のコントロールの下に置かれ、男性の自由意志を無視して檻が設置され、左右に旗が掲げられ、檻の中に藁が敷かれ、見張り番が配置されるようになった。


初見で観た感想ですが、日本の青春映画や漫画実写化映画と違い、この毛色の違う映画を初めてみました。

まず、映画に関しては田口トモロヲの朗読パートに近いパートと山本浩司や井端珠里らが出演している商店街のパートで構成されていて、両方あるシーンもありますが殆どはあっちこっち交互にやっているのでちょっと原作を読まないと理解に苦しむところもあれば、監督のエゴのあったところもありました。

実質、登場人物はおおまかな説明や設定しかない点や商店街のみで行われるために国家が断食芸人に対しての描写や世界見世物協会の細かい描写もなく、はっきりと言えば本当にカフカの原作を模写して調理したかのような作品となっていました。

ただ人物描写は断食の男性は声を発せずとも感情・表情はあり、男性に救いを求める人がいたのに何も言わないのはどうよとは思いましたが、彼には意志があったのは確かでした。また、国境を守る医師団といい世界見世物協会といい、まるでジブリ映画にいそうなおっさんを彷彿させるような古風な印象で、特に医師団の一人に丸乗り芸人という女性がいたのですが、ラスト近くにパイパンヌードをやりながら芸をやる描写はかなりの衝撃でした。


しかしながら、描写がおおまかなせいか
ひとつ引っ掛かるのは見張り番の描写であった。見張り番の描写が唯一機械的かつ事務的で、カッターで見張りを殺そうとする青年を殺したり男性が立ちションをしてもマシンガンで叩いたりと一体何の規則でやっているのかと疑問。
彼だけは血も涙もなかった痛い人間だったのか、法に背いてもいい人間だったのかが謎だったかな。原作で書いてたとしてもそんなに書いていないかもしれないし。

けど、男性がメインじゃなくてあの美大生の女性が主軸になっているところが多かったから監督が美大生の女性に焦点を当てたほうが映画的に面白かったのですが、原作を活かした意味の深いアート作品になっているので他人を選ぶ作品となってしまったと思う。まるで美術館で素人が抽象絵画を見て理解を示さなかったような不透明さではあった。

ラストも意味が深くて好きだったけど、見張りの人、流石になんで血も涙もないことを…と言いたくなる。
レンタル店で直感で借り鑑賞。
始めどう見たら良いのか分からなかったが、徐々に見方が理解できてからは気楽に見ることができた。

正直、前衛的すぎて世界観に没入することはなかったが、監督の芸術性を少しは理解できたような気がする。

内容は断食を開始した主人公(理由不明)を中心として、メディアや民衆、宗教、資本主義など世の中の不条理が皮肉っぽく描かれていた。
それなりに色んなことを考えさせられた映画。
毎日でもカレー食べたいマシンボーイなのに…

ある日突然に商店街の一角に陣取り断食を始めた男、ただただ言葉を発することもなく座り込む男は何を目的としているのか?
彼の存在は人々の好奇心を掻き立て、やがて利用しようとする者も現れ騒動を巻き起こすが…、って話

よく言えば前衛映画、悪く言えばマスターベーション
でもな良いと思うのです、決して商業的な成功を狙った作品では無い以上は監督が気持ちいいように作ることに意義があると思うのです、それが無ければ表現でも芸術でもあり得ないですからね
そう言う意味では大成功な作品なのでしょう、まぁつまらなかったですけど!

主人公の断食男を演じるのは現代日本における孤高の名優、山本浩司
台詞はほぼ無い、ただただ黙って座りこむ男の役、しかし山本浩司の目を見てください、この虚無感!まるでマンホールの底を覗きこんでいるかのような気になってくる、ただただ暗く感情を失った目を!
周囲の人々が勝手に意志を汲み取ろうとして暴走していくのにも妙に納得いくのは山本浩司の存在感あってこそだし、この無言の中年男性こそ真にカリスマと言うべき存在なのか?とも

そのキャラクターと、それに翻弄される世間の姿は非常に興味深かっただけに、それがエンタメとして昇華されていなかったのは残念、でもエンタメ路線だったら持ち味も無くなってしまいそうな気もするし…
難しい作品ですね
そして何よりオチが…弱い、黙って黙って黙って黙って、ラストの一言だけは少しインパクトある台詞を残して欲しかった気がする、そう思ってしまう事自体が名も無き主人公に踊らされているということだろうが…

本作では主人公は50日間の断食をしますが、とりあえず僕は断食は1日も保たないし、断カレーも3日が限界、断酒も断映画も3日以上はキツイなぁ…
kawara

kawaraの感想・評価

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カフカあまり関係なかったな

革命起こせよって思ったけどあそこは現代日本だったのかもしれない
MK

MKの感想・評価

2.5
食を断つという求心的で内向的な行為なのに、外部の人たちが自分と対話するかのように断食芸人に話しかける様は観ていて感じるものがあった。
オリジナル読んでないからこれだけかな。
映画史とか映画技術とかよくわからないけど、とりあえず散らかった感じと断片的な思想と右っぽい感じになんか違和感を覚えた。
路上で断食させたこと、解説者のような常連のオーディエンスの意味と効果が私にはよく分からなかった。

こういう映画はやっぱ分かりにくい。
それでも懲りずに観ちゃうんだけど。

あと断食にリアリティあるのかな?
ツヤツヤしててヒゲも伸びず、いきなり立てちゃったりするあたり。
そこがネックではないけどもうちょっとくらいは…。
vanilla

vanillaの感想・評価

1.5
うっかりカフカの実写だと思って前知識なしで借りた(実写化したところで…)

映画はつくることに意味があるんだろうな。儲からなくても面白くなくても。この映画つくろうとした人けっこう好きです。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.4
ブレない断食芸人に対し、勝手にブレてる周囲の人々・・・ブレまくる最近の我が国を皮肉ってる様な構図に苦笑いするしかない。
しかし、賛否必至の死の描き方だが、頷ける部分はある。
そして、山本浩司・・・流石の芸達者ぶりかと。
U4Rn

U4Rnの感想・評価

3.0
シュール。嫌いじゃないけど好きとも言えない…民衆が勝手に断食芸人を囲って賞賛したり批難したり都合がいいね。もう一回観たいけど観たら観たでまたぼーっと観て終わりそう。
本人は何も語らないのに、次々と外野が騒ぎ立てる。
一つの物事に対しての、周囲の滑稽さが面白い。
どうなっていくのか、こちらも気になるし、明かされる理由もあっぱれ。
ただ、撮影期間が少なかったのだろうけど、主人公が健康そうで断食してるようには全然見えなかった。
神話としての象徴みたいな事だから、あれでもいいのかな。
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