【世界平和と個人の感情・状況を天秤にかけることで問題提起される深く考えさせられる戦争映画】
・主人公には家族がありました。彼は、とある紛争地帯に展開しているある部隊のリーダーです。彼の部隊が敵から総…
絶妙な切り口でたくさんある戦争映画の中でも特に考えさせられる重い内容の話でした。
善でもあり悪でもある。戦争に正義はないのかも。ある一方では正義でも、ある一方では悪に…。
でもいつも危険に晒されるの…
【命と決断の重さ】
アフガニスタンに派遣されたデンマーク軍の部隊を率いる主人公。
彼の空爆応援要請で、民間人が犠牲になったため軍法会議にかけられることに。
自分の作戦が部下を危険に曝すこと、そ…
フィルマークスだとジャンルがアクションになってるけど後半は法廷がメインだし「ドラマ」だよねこれ
落下の解剖学みたいな骨太法廷映画で面白かった 双方の主張が正しいだけに裁判長どうするんだろ~って見てた…
アカデミー賞に関わったこともあり、冒頭から骨太な戦場描写が見られる。
前半は戦場描写。後半はその戦場で起こったことから裁判劇へと向かっていく。
いち部隊しか描いていないのだが、これは紛れもなく戦争…
最後に軍の法務官が言った『被告のジレンマは理解できるが国際人道法の中に例外をつくれば世界は望まない方向へ向かう』と言っていたが、その通りだと思う。
一方で軍人側の命の危険や葛藤もよく理解できるけど…
戦場が現実の主人公と、家庭が現実の妻の溝を描くのかと思ったらそうではなかった
欧州の裁判モノは雰囲気が重くて面白い
判決が出たあと、真実を知るものだけが笑顔を見せないのが最高
彼は罪を清算する…
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