フィルマークスだとジャンルがアクションになってるけど後半は法廷がメインだし「ドラマ」だよねこれ
落下の解剖学みたいな骨太法廷映画で面白かった 双方の主張が正しいだけに裁判長どうするんだろ~って見てた…
アカデミー賞に関わったこともあり、冒頭から骨太な戦場描写が見られる。
前半は戦場描写。後半はその戦場で起こったことから裁判劇へと向かっていく。
いち部隊しか描いていないのだが、これは紛れもなく戦争…
最後に軍の法務官が言った『被告のジレンマは理解できるが国際人道法の中に例外をつくれば世界は望まない方向へ向かう』と言っていたが、その通りだと思う。
一方で軍人側の命の危険や葛藤もよく理解できるけど…
戦場が現実の主人公と、家庭が現実の妻の溝を描くのかと思ったらそうではなかった
欧州の裁判モノは雰囲気が重くて面白い
判決が出たあと、真実を知るものだけが笑顔を見せないのが最高
彼は罪を清算する…
ピルウさんの抑えた演技が良かった。
クラウスが勝訴したのは良かったけど、実際は子どもを含む民間人も亡くなっているんだよな…救われない。
そしてこれが国単位で起こっているのがイスルエルがしていること。…
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