大学の講義で、教授が本作を薦めていたので、配信サイトから鑑賞。
制服を着た女と独身の男。
同じ部屋に同居する彼らの関係性は...。
是枝監督の陰に隠れがちではあるが、
実はカンヌ国際映画祭に参加…
多少の優等生じみたあざとさは感じつつも、カメラに写る/写らないものの関係性だけでこれほど豊かな会話劇を作れちゃうのは才能。ネット漫画とかで百万回くらい見た安っぽい設定を、多彩なアイデアによって映画的…
>>続きを読む面白かった。登場人物らが交わす会話に引き込まれる。存在と不在、撮影者と被写体の権力性、他者の理解などさまざまアイデアが詰め込まれている。
米米CLUB「浪漫飛行」のような明るい雰囲気で始まると思いき…
なんだか要領を得ない会話をしているユウゾウとサツキの間に挟まれているミツキの視線の素晴らしさ。そして、その後突然、しかも何気なく突きつけられる、鑑賞者という神の視点であるが故に気づけなかった現実…。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
絶妙に感動と気持ち悪さと美しさが自分の中で入り混じる、バランス感覚がすごい作品。
雄三が三月を憑依させ、三月と五月が17年ぶりに対話をし、五月が姉の死を乗り越えようとする場面ではカタルシスによって…
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