1975年に上演され“反ユダヤ的である”と大炎上したというR.W.ファスビンダー脚本による戯曲『ゴミ、都市そして死』をダニエル・シュミットが映画化。
7月にBunkamuraで特集上映されますね。
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脚本ファスビンダー×監督シュミット。ニュージャーマンシネマの旗手二人の邂逅が生んだ奇跡的傑作。戦後ドイツの闇社会の中で葬られていく一組の男と女。まったく救いのない絶望的な話なのになぜこんなに魅かれる…
>>続きを読むストーリーも俳優もとてもファスビンダーだった。が、ファスビンダー監督作のような生々しくて息の詰まる感じは薄く、なんとなくフワフワした夢のようで遠い国の寓話感があった。逆にファスビンダー監督作のあの心…
>>続きを読む滅茶苦茶感傷的な映画で泣けてくる。
カーフェンが猫を捻り殺すシーン、ヒモ野郎のファスビンダーのラジコン遊び、カーフェンが歩きながら立ってる娼婦たちと話すのだが画面の右に一度通りすぎた娼婦がまた左から…
イングリット・カーフェンに向かってカメラが動いていき、段々とモノとしか言いようのない彼女の顔を捕らえていく場面が圧巻。『デジャヴュ』の女性が振り返る場面並。同じ場所にいるとは到底思えないカット割りと…
>>続きを読む© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION