村で英雄扱いされている男の親友だと名乗る男が、彼の妻や妹を誘惑するお話
今までのロブ・グリエ作品よりかは結構分かりやすく、普通に楽しめる映画でした。『ヨーロッパ横断特急』のように、ロブ・グリエ初心…
嘘を吐くなんて生優しい次元じゃないほど虚実がこれでもかと入り混じる。彼は何者なのか?英雄とはどんな関係だったのか?そもそも彼は本当に生きているのか?
あまりにも生活感の無い屋敷で暮らす英雄の妻と妹と…
兵隊に追われ、撃たれるもすぐに立ち上がり曖昧な自己紹介を始める1人の男から始まる冒頭。
開始数分で、既に信用を無くすこの男。怪訝にならざるを得ない。
虚構の迷宮を彷徨うようにつぎはぎのカットを転々と…
映画はフィクション。と改めて思わされる作品。
フィクションだからこそこんな幅のある映画も作れるし、全てが明解な必要もない、という。
だから、主人公の妄想も途中途中入り組み、監督の入れたい映像も勝…
ロブグリエの映画を観てるとやっぱり文学者だなとつくづく思わされる
それが良いとか悪いとかではないけど、映像が意味をなしてなくて詩でできている気がします
『快楽の漸進的横滑り』、『エデン、その後』と…
難解…なんだろう古い小説をそのまま映像にした感じ。と思ったら本当に小説を基に作られた作品らしい。回想なのか空想、嘘、なのか、実際起こっている事なのかがただただ解らず。白黒だからか、二人の男性や三人の…
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