音楽が無いから言葉からの情報が異常に多い。"映画の大事なワンシーン"をずっと見ている感覚 一瞬目を離したり台詞を聞き逃したりしたら、本来不要な情報と言葉に惑わされる。
目まぐるしく変わるカットは殆ど…
瞬きするように切り替わるカット、その連続性に関係を見出そうとするうちに虚構と現実が入り乱れる
何時も誰かがどこかから見ている。自分自身も目撃者・・
前半の引き込まれる感覚は凄く好み。
人が殆ど動かな…
41本目
DVD付属の解説によるとどうもドン・ジョヴァンニだのプーシキンだのの引用が多いらしい、無教養で恥ずかしい限りだが、引用の多さというのはやはり直接的に映像に引き込む本来の力をどこかで削いで…
頻繁に時空間飛ばすから映像がそもそも迷宮で、複数の軸の嘘が入り乱れるのと、映像と語りが一致したり一致しなかったりするのとで、映画自体が複雑な迷路みたいになってる中で、映画のフィクション性とか見られる…
>>続きを読むときどきベルトルッチの暗殺のオペラを思い起こす!
嘘どころか何が現実かわからない虚構の連続で、誘われるラビリンス
美しい構図のカットが、ヌーヴェルヴァーグ的効果音とともにリズミカルに切り替わる
…
生に耐えるために死んだふりという演技を繰り返す男の官能と死と遊戯。相変わらずのオブジェ的人物配置と視線繋ぎのラビリンス空間、ベストショットの連続性。死んだふりの時に何故かあるある探検隊になるトランテ…
>>続きを読む(c)1968 IMEC