子供を殺された男の復讐の軌跡を描く。
復讐者の複雑な心理描写は細やかに感じたけど、今まで観たシャブロル作品で感じた不条理だったり、気味悪かったりな心理ものとは違い、とりわけストレートなミステリーと感…
クロード・シャブロル監督のクライムスリラー。
幼い息子をひき逃げ事故で亡くした男が、犯人を捜し出し、復讐することを心に誓う。
「野獣死すべし。だが人間も同じ。どちらも死ぬ運命だ。」
面白い!父…
灰色の町並みに映える黄色のレインコートの少年を車で轢いて逃げるシーン。
姿は見えないにも関わらず、車の中にいる人間がどうしようもないクズなんだということが「轢く前」から伝わる。
冒頭のこのシーク…
幼い息子を猛スピードで走る車に轢き逃げされ、悲しみに暮れていたシャルル(ミシェル・デュショーソワ)。いつまでも犯人を見つけられないでいる警察にしびれを切らし、ついに彼は自ら犯人を探し出すことを決意。…
>>続きを読む轢かれた息子が一番かわいそう。
「復讐」と銘打ってるはずの父が、自分のこと轢いた車に同乗してたくせにそれを警察へ明らかにしないような女と関係を持つなんて息子はどう思うんだろうね笑
しかも、その女にテ…
講義メモ…
アヴァンタイトルの名手。本作もアヴァンタイトル映画の教科書と批評家たちに言われる。
黄色のレインコート。ズームアウト。悲劇を予想させる。観ただけでわかる予感。
海が母性を象徴。
車と…
「奴を殺す」我が子を車で轢き殺した犯人とその家族に接近し、交際の中で復讐の機会を狙う男。だが暴力夫であり毒父である犯人は我が子からも殺意を以って憎悪されていた。『あんな男の血が半分入っているなんて』…
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