叛乱の作品情報・感想・評価

『叛乱』に投稿された感想・評価

b
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このレビューはネタバレを含みます
今見るととにかく全ての人間が異常に映る。天皇陛下万歳なんて言っても切り捨てられる軍人が哀れだ。ラスト天皇万歳を促された石田軍曹が「私はやりません」と拒否していたのが印象的だ。

2.26を迎えるまでを描いた佐分利信監督作品。相沢中佐が、統制派の永田鉄山を斬殺。相沢公判をめぐる統制派の陰謀が青年将校らを刺激、2.26に向け、革命結構の機運が高まる。最高のスタッフ、キャストが集…

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にけ
2.5
思想・信条が違いすぎるので、退屈。

◎佐分利信監督の初の本格派実録二・二六事件

1954年 新東宝製作 東宝配給 115分 モノクロ
スタンダード *状態悪く音声が聴き取れない

佐分利信(1909-82)と言えば、小津安二郎監督の…

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mikan
3.8

多分初?の二・二六事件映画化作品。今のところこれが一番オーソドックスで事件がわかりやすい。
『銃殺 2.26の叛乱』と同じ原作、本作は安東大尉だけでなく他の青年将校らにも注目し群像劇の様相を呈する。…

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フィルムセンターで。内容記憶なし。

日本近現代史上最大のクーデター未遂「ニ.二六事件」の初めての映画化作品。原作は同名の直木賞受賞ノンフィクション小説(1952)。

1936(昭和11)年2月26日、“昭和維新”を目指す陸軍青年将校…

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mh
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あまり見られてないようだけど、これは大作で名作。
226事件をまとめた最初のドキュメンタリー小説の映画化で映画としても初めて226事件を扱っている。
下敷きに515事件があったこと。思想家が関わって…

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AONI
3.5
昨日の皇軍は今日の逆賊。後半に延々と続く銃殺処刑シーンは、観ていて気が滅いってくる。 山形勲や安部徹、丹波哲郎といった後の“大物ボスキャラ”達が血気盛んな青年将校を演じているのも必見。

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