婚約者の友人に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『婚約者の友人』に投稿された感想・評価

第一次大戦後。婚約者戦死の独人女性とその友人の仏人男性。彼が渡独した真の目的とは。真実と嘘、赦しと愛。彼は解放されたかった。心情がモノクロからカラー変化が秀逸。思い出のパリ。好意を抱いた彼女切ない。
3.7

このレビューはネタバレを含みます

アンナも、フランツもフランツのご両親もほんとにいい人なんだよ!
アドリアンさー、再会以降は腹立つわ〜。
鈍感やな〜。
アンナ、でもこれで強くなって生きていけるな。アンナは幸せになって欲しいと思った。
3.5

12/39

評価の難しい映画。

友人の正体はわりと早めに推測がつくけれど、ドイツにいる間はほどよい緊張感と静かな余韻があり心地良い。

ただ、パリに行ってからがいまひとつ。
展開が必然性に乏しく…

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レク
3.8

許しと赦し。
ほぼモノクロの中で一部カラーとして映し出される演出の面白さがミステリ自体にも作用している。
これは婚約者を亡くした女性の視点というのが核にあることで、真偽の境目と同時に哀しみに暮れる彼…

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Sari
3.7

フランソワ・オゾン監督による、艶笑喜劇の巨匠エルンスト・ルビッチの反戦ドラマ『私の殺した男』の翻案リメイク作品。

第一次世界大戦直後のドイツを舞台に、婚約者を戦争で失った女性の物語をスリリングに描…

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嘘の色…

ピエール・ニネのビジュアルがこの映画の7割を占める。繊細で、我儘で、勝手で、どうしようもなく絵になる…大きな損失の中にいながら、どうしてもそれに抗えないアンナ。

オゾン監督は物語の2面…

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3.6
フランツの両親が良い人過ぎる故の嘘
あの善良な両親にまた辛い思いをされられない。
アンナに感情移入していく。
アンナの幸せな行方を願った。
KEITA
3.9
前半がだれてしまった

ただ、自分が相手の立場になって気づき始める後半の主人公の心情描写が見事だった

エルンスト・ルビッチ監督の私の殺した男のリメイク作品。
モノクロのシーンとカラーのシーンの美しさや音楽が素晴らしかったです。
アドリアンの繊細さや心の弱さがオーバーじゃなく、淡々と描写されているのが…

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ピエール・ニネお目当てに。
戦死した婚約者フランツの墓に花を手向ける1人の男。敵国の人間である彼がなぜわざわざフランツの家族に会いに来たのか。
ピエール・ニネの複雑な表情の演技に心かき乱されました。…

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