「金持ち御曹司で、自殺願望を秘めてる、無感動な大学生」って川津祐介の役が、微妙に鼻につく、というか資本家だののキャラクターが分かりやすすぎる感はあるけれど、主人公男女のキャラクターは巧妙だし、映像も…
>>続きを読むいわゆる松竹ヌーヴェルヴァーグだと『青春残酷物語』も観たことあるけどこっちの方が好き。
男と女それぞれの感情の機微が繊細に描かれていて、下手なラブロマンスものよりドキドキしてしまった。その分ラストは…
吉田喜重監督長編デビュー作。
ブルジョワの息子と彼にたかるように集う4人の大学生グループが、持て余した時間を〝強盗ごっこ〟という危険な遊びに費やしていく。 60年代の虚無的でしらけた若者像を、乾い…
川津祐介/三島雅夫の息子/父が煙草に火を付ける瞬間のアクションつなぎとは対照的な津川雅彦の停電工作(劇中で一度も煙草は吸ってないはず)。左右対称構図の反復より、アクションの反復のほうが印象に残る。吸…
>>続きを読む松竹株式会社