このレビューはネタバレを含みます
松竹ヌーベルバーグ。身体中で世の中にぶつかり、敗北する恋人同士の若者二人。
やり場のないエネルギーを持て余し破天荒に生きながらも、あらかじめ自分たちの未来を諦めているような表情が印象的だった。そし…
大島渚やっぱり好きだな
ヌーベルバーグ感…
狂った果実とかなんか思い出した
個人的にここらへんの時代のこの手のやつはなんかどれも印象かぶってくる感じがする
殺しの烙印とか
どれもすごい好きだけど。
…
世の中へのやりばのない怒りを表現して、敗北する。学生運動をして敗北、欲望に任せて行動して敗北。
捕まって、悪いなんて思ってないと言っても、思ってるだけで行動は敗北している。金や道具に還元されたくない…
このレビューはネタバレを含みます
1960年代の日本、とりわけ東京の時代背景がとても良く表現されている。
冒頭のスタッフロールの背景である新聞記事の切り抜きを始め
日米安保に対してのデモ隊を撮影、
池田内閣の所得倍増論計画前ではあ…
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