このレビューはネタバレを含みます
イタリア最南端にある小さな島
アフリカや中東からヨーロッパに向かう移民の玄関口になっているらしい
ナイジェリアの戦争から逃げてサハラ砂漠からリビアの監獄に入り、出てから海に逃げてボートに乗ったのが…
イタリア最南端の島、ランペドゥーサ島
そこに住む少年の日常と必死で辿り着いたアフリカや中東からの難民たちの姿が淡々と映し出される
小さな島のなかで、少年と難民が直接交わることはないが、医師だけは両方…
“こうした人々を救うのはすべての人の務めだ”
ランペドゥーサ島で医師を務める男性の言葉に大いに共感する。
主人公らしき饒舌で頭のきれるがきんちょがいるんだけど、
彼の片目が実は見えていなかったこと…
少年の片眼は「見えていなかった」
イタリア最南端。船乗りの島。
人々は昼の間に漁に出て、生活の糧を稼ぐ。
イカであったりウニであったり。
そこに住む少年はパチンコを作り、サボテンに顔を描き、爆竹を…
現役日藝生による映画祭
「移民とわたしたち」いよいよ明日12月8日が最終日。わたしたちに「知る」機会を作ってくれた学生の皆さまへ感謝です。
本日「海は燃えている 〜イタリア最南端の小さな島〜」を観賞…
島民の数を超える難民が毎年漂着しつづけるチュニジア沖の伊領ランペドゥーサ島。『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』監督ジャンフランコ・ロッシによる、島民の日常と難民の窮状との並置。その視線が孕む隔てな…
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多くの人が乗った移民船との無線、消毒、国の揉め事から逃れてきた人々。
90人で来て、30人しか辿りつかない。倒れてる人が脱水で死にそうで怖い。命懸け。遺体で到着する人、泣く人。
その一方で対比のよう…
シチリア島南方にある小さな島ランペドゥーサ島を舞台に地元に住む12歳のサムエレや難民たちを治療する医者の視点で描いていくドキュメンタリー映画
劇中で映し出されるランペドゥーサ島の美しい情景とは裏腹に…
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