ゆったりとした、田舎の島の日常風景と、
苛烈な移民の映像や話が、共存する、まさにこの島の日常なんだなと
イタリアの移民政策や、避難民に対する感情の根本が分からないので、
避難民たちがこの後どうなる…
ジャンフランコ・ロージ
ローマ環状線でもそうだが、相変わらずどこにカメラを置いて、対象者とどんな関係性で撮っているのか全く想像がつかない監督
それでも、イタリア最南東の島の日常と子供の目には映らない…
(1万5千人の溺死)ではなく(人ひとりの溺死が1万5千回)も生じたシチリア海峡を「映画の海」として掬い上げた。 土本典昭「海盗り 下北半島 浜関根」と同様、(海の映画)として記憶されるべき傑作 …
>>続きを読むアフリカや中東からの難民の流入口となっているイタリア最南端の島ランペドゥーザ島の島民たちの日常生活と命懸けで地中海を渡る難民たちの姿を描いたドキュメンタリー映画。
12歳の少年の日常と次々とすし詰め…
Marbelous! とジュリエット・ビノシュがコメントしてたので観てみたけれど、本当に驚くべき感性を持った映画だった。
僕はサムエレ少年とおんなじで、全くもって心配性。
急に息が苦しくなるのは病気…
イタリアの難民問題を巡るドキュメント。
このドキュメントは、イタリアの ランペドゥーサ島を舞台にして、中東、アフリカからの難民が、船にぎっしり乗って、海を渡ってくる。
ぎっしり乗っているので…
よく撮れたなと感嘆するシーン多数。重圧で心が押し潰されそうな二時間だった。
死体が山のように積み重なる船倉や、救助された移民が目薬を血の涙のように流すカットなど。
夜明けとともに、ヘリの格納庫が開い…
難民船のシーンは相当ショッキングであるものの、あとからじんわり気になるのはやはり島の少年の方だったりする。両親はどうしたのかなとか、不安の材料はなんなのかなとか。
生きるか死ぬかの難民たちにくらべれ…
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